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だるま窯「瓦の本」

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    JR高崎駅から単線の上信電鉄に乗り換えて10駅目の上州福島駅下車、車で5分の山里に「甘楽ふるさと館」という施設があります。
    この敷地内に昔ながらの瓦を焼く窯/だるま窯が2007年完成しました。
    ここで、一昨日「瓦の本」の出版祝いの会が開かれました。
    だるま窯は500年程前に登場したいぶし瓦を焼く窯で、だるまが座禅を組む姿に見えることからついた名前とのことですが、まるまるとしたその姿が愛らしい窯です。
    昭和30年頃まで全国で見られた窯とのことですが、現在では3基程度とのこと。
    「瓦の本」はこのだるま窯のこと、伝統的素材の瓦の良さを特に子供たちに知って欲しいと書かれた本、一昨日の会にも地元の小学生が大勢参加し、敷き瓦に手形を付けた<瓦手形>をつくったり、だるま窯を覗いたりの体験にみせる生き生きとした表情が印象的でした。
    現代の住宅に瓦を考えた時、耐加重や熱の問題、特にこういう昔ながらの瓦を焼く場合の燃料や煙公害の問題はあるかもしれませんが、日本の伝統的技術の継承も大切なこと、何よりその味わいは他の素材に替えがたいものがあるのではと考えます。
    現在このだるま窯では、世界遺産候補の富岡製糸場の煉瓦やタイルを焼いているとのことで、歴史ある建物の保存の為にも活動を続けて欲しいと願う気持ちになりました。
    また、屋根舞台が開発した<離瓦>は、浮いた瓦の隙間から熱を逃がすことが出来、意匠の可能性も有り個人的に注目したい素材です。


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